「山口翔大」独占インタビュー
2019/1/22独占インタビュー企画。最後は白蓮会館重量級のエース、山口翔大。
2017JFKO全日本大会優勝。WKO世界大会優勝他、国際空手GPや極真連合会全日本ウエイト制大会優勝など「打倒極真、打倒他団体」を掲げ戦いを続ける筆頭選手。
師匠、南豪宏から強力な突き技、下段蹴りに加え不屈のファイティングスピリットを受け継ぐ「21世紀最強の侵略者」。空手界でその名を知らぬ者はいない。 人一倍強いその思いを聞いた。
名前:山口翔大〔やまぐち しょうた〕
流派:白蓮会館 大阪狭山支部
得意技:下段廻し蹴り
好きな格闘技選手:南 豪宏師範
- Q.1 試合まであと1週間ほどに迫りました。今の調子を教えてください
- A. 凄く調子はいいです。
この1年色んな経験をし、精神的にも強くなれました。
新しい引き出しも増えているので早く戦いたいです。 - Q.2 相手の宮原選手にどのような印象を持っていますか??
-
A. 対戦相手の宮原選手は同志であり、最強のライバルだと思っています。
国内での知名度はそこまで高くありませんが、世界のフルコンタクト空手界では知らない人がいない選手です。
彼には世界を相手に戦ってきた経験値があるので最後まで気を抜けない相手だと思います。 - Q.3 どのような試合にしたいですか??
- A. 真っ向勝負でねじ伏せます。
- Q.4 自分の所属する団体への思いそしてそれをしょって立つ思いを教えてください。
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A. 白蓮会館には、師である南豪宏師範を筆頭に他流派大会へ挑戦してきた30年以上の歴史があります。
白蓮会館の現エースとして、最強の侵略者の歴史を紡ぐ者として、極真の選手である宮原選手には絶対に勝たなければならないと思っています。 - Q.5 リアルチャンピオンシップ大会にどのような印象を持っていますか??
- A. 予選大会のシステムは明確でわかりやすく、本戦の演出等も含め、今のジュニア選手にとって素晴らしい舞台だという印象です。
- Q.6 現在RIZINやK-1など格闘技界が盛り上がってきています。それについて思うところはありますか??
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A. 那須川天心選手や、野杁正明選手のようにフルコンタクト空手出身の選手が多数活躍しており嬉しく思います。
その反面、彼らが空手を続けていたらどんな選手になっていたのだろうという思いも強いです。
キックや総合格闘技も素晴らしい競技だと思いますが、我々のフルコンタクト空手も負けないぐらい素晴らしい物だと思います。
野球少年がプロ野球選手を目指すように、今の空手をしている子供達が「将来空手のチャンピオンを目指す!」と夢を見れるような空手界を作っていけたらと思います。 - Q.7 最後に会場に来られる観戦者、ファンの皆様へ試合への抱負をお願いします。
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A. 当日、会場に足を運んでくださる皆様へ!
あくまでもリアルチャンピオンシップの主役は子供達です。
自分も5歳の年長さんから空手をはじめました。
小学校ではクラスで一番かけっこが遅く、縄跳びも一回も飛べなかった運動音痴の少年でしたが、今はチャンピオンと呼ばれるようになりました。
空手は向き不向きではありません。
変わる気があるかないか!やるかやらないか!ただそれだけです。
観戦される全ての子供達とその親御さん達に勇気を与えられる試合ができればと思います。
自分の試合で主役のジュニア選手達に華を添えます。
応援よろしくお願いします。
その並々ならぬ思いを語った山口。万全を期してリアルCSのマットに上がる。ジュニア時代から空手を続けた山口の戦いは当日試合に出場するジュニア選手にとっても大きな励みとなるはずだ。
対する宮原穣も世界で戦う男として負けられない一戦。
いよいよあと6日に迫ったリアルCS
「世界のJOE」か?
「21世紀最強の侵略者」か?
その目で見届けろ!!